高品質のOlivetti B1179 B1180 B1181 B1182互換カラートナーカートリッジ

帯電：感光ドラムの近くにシールドされたコロナワイヤが設置されています。感光ドラムが回転し始めると、高圧電源から数キロボルトの高電圧が印加され、コロナワイヤがコロナ放電を開始します。この時、コロナワイヤ周囲の非導電性の空気がイオン化されて導電性の導体となり、感光ドラムの表面が正（負）の電荷で帯電します。

感光性：レーザービームが帯電した感光ドラムの表面に照射されると、ドラム表面が照射された場所（つまり、文字や画像がある場所）は良導体となり、電荷がグランドに流れます。つまり、照射された場所の電荷は消えます。文字や画像以外の場所にはレーザーが照射されず、電荷が保持されます。このようにして、ドラムの表面に文字や画像の目に見えない電子潜像が形成されます。

現像：現像も「画像化」の一種で、キャリアと着色剤（一成分トナーまたは二成分トナー）を用いて電子潜像を「着色」する工程です。トナーは帯電しており、静電気の作用により、感光ドラム表面の電子潜像部に吸着され、電子潜像が可視像となります。

転写印刷：転写印刷の原理も静電誘導です。転写電極が用紙にトナー像とは逆の極性の電荷を帯びさせます。用紙が転写ローラーを通過すると、現像された画像が用紙に転写されます。

定着：定着とは、画像を定着させるプロセスです。感光ドラムから用紙に転写された画像は、用紙に吸着された状態で定着しません。用紙が定着ローラーと加圧ローラーの間を通過すると、定着ローラー内の加熱電極によって乾燥され、加圧ローラーによって圧縮されます。これにより、トナーが溶融して紙の繊維に浸透し、永久的な記録が形成されます。

シェーディング除去：転写印刷の工程では、トナーがドラム表面から用紙に転写される際に、ドラム表面にトナーが残留します。残留トナーを除去するために、用紙の下に放電バルブを設置し、ドラム表面の電荷を除去します。これにより、残留トナーをさらに徹底的に除去します。